ラフに、タフに、成長

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語学学習のコツと心構えについて

皆さん。

ちゃんと言葉、喋れますか?

あ、日本語じゃなくて外国語です。笑

こんにちは!ギリギリマルチリンガルのロドニーです。

私、こう見えても4つの言語を利用できます。

  1. 母国語の日本語
  2. 第二言語の中国語
  3. 台湾語(閩南語)と英語 ※コミュニケーションに不自由しないレベル

この4言語です。

海外旅行の際は警察に捕まる等の深刻な場面以外では言葉に不自由しません。

何してだ。

今日は語学を覚えるメリット、実際に私がどうやって語学を修得してコミュニケーションを取れるようになったのか?

語学を自身のスキルにするための我流のコツをお話してまいります。

 

語学を使えることのメリット!

中国語と英語が利用できるだけで本当に世界が広がります。

いや・・・語学の修得で何回ブレークスルーを起こしたことか。笑

様々な価値観に触れて、その度に目の前の世界が広がりました。

現在の世界の総人口が73億人

日本の人口は1.3億人で世界の1.8%の人口です。

100%のうちの1.3%の世界なんて本当にちっぽけなわけです。

総人口の約14億人が中国人。

中国語を修得すれば世界中の5人に1人!(20%)と会話できるようになります。

世界の共通言語と言われる英語を修得するとどうでしょう?

国籍問わずに英語を喋れる人を推計すると17.5億人と言われています。

なんと人口の4人に1人!(約24%)が英語が通じるんです!

両方の語学を使えると2人に1人!(44%)と接点を持つことできる!

世界の半分を制覇したとも言っても過言ではありません。笑

日本の地を飛び出ても多くの人とコミュニケーションを取れる様になれば、貴重でかけがえのない大切な体験を得る機会に何度も何度も恵まれます。

 

 

 

余談:私の語学取得まで

ちょっと話が脱線します。こんな偉そうに語ってますが・・・

お前、両親が台湾人だろ!
両親が台湾人なら普通に中国語語は喋れるだろ!

こんな風にツッコまれる事が多々あります・・・w

はい。何を隠そう私、両親が台湾人です。

だから困ること無く喋れる・・・・

 

って、そんなことねぇから!!

 

これ良く勘違いされるのでここで弁明させてください。w

私、生まれてスグに日本へ移住しました。おそらく2歳くらいの事。

使用言語は バブー♥ でした。

人生の90%を日本で過ごし、摂取する飯・水・空気は日本。日本産の人間です。w

家族との会話は閩南語と日本語を織り交ぜたカオスな状態でコミュニケーションを取っていたので、中国語は一切使ったことがありません。これマジ。

そんな両親は今では共に60歳を越えております。

この世代の台湾人は一般的な標準中国語を喋れず、台湾語(閩南語)だけしか喋れない人が非常に多いです。

この閩南語(ミンナン語)は中国の福建省や台湾に伝わる方言であり、中国語と比較して一定の文法の規則性は類似してますが、それ意外は全く違う言語と言って良いほど別言語です。

だから現代っ子の台湾人と昔の台湾人で(例えばひ孫とおじいちゃんおばぁちゃん)では十分にコミュニケーションが取れないケースもよくあります。w

日本語に例えると、標準語とコテコテの沖縄便ほどに違いがあるんですよ。

例文:你吃飯了嗎? ※ご飯食べた?

中国語:ニー ツゥー ファン ロ マ?

台湾語:リ ジャ パー ボ?

 

ほら。

 

意味分かんないっしょ。

帰国子女とかハーフ、私みたいに純血だけど幼少期に移民した人の多くは多言語が問題なく使える!と思われがちです。

が、その実体は確かに両方の言語は使えるけど一方の言語に偏っていたり、一方の言語は多少理解できるのみ、もしくは全くわからない様な状態多いです。

高度な教育させられる財力がある家庭とかなら別ですが・・・w

ハーフタレントとか芸能人でも実は喋れない人は多いって話ですね。

私も25歳までは日本語と台湾語しか喋れませんでした。

中国語と英語は学習して習得したのです。

脱線終わり。

 

 

 

英語がなかなか覚えれられない。日本人特有の学習障害とは?

語学を習得する際にはほとんどの方がまず第一に「英語を学びたい」と言いますよね。

私もそうでした。中国語より英語のの方がカッコいい。そんな単純な理由です。

しかし・・・・

全く覚えられないし、身に付かない!!!

それは私だけでなく多くの方がそうです。

英語を必死に勉強していても中々身に付かない。

私が多くの人を見ている中である共通点を見つけました。

大きな要因が2つあります。

 

 

文法が真逆

日本語と英語の文法は基本的に真逆です。

英語は結論から入るけど、日本語は理由から入る言語。

これが原因で脳内が混乱して苦手意識を生み出します。

例文を出して見てみましょう。

■例文
日本語: この人間はどうやって食べるのですか?
英語 : How to Eat This Human?(どうやって食べるの?この人間は)

日本語: 私はこの人間に触りました。
英語 : I touched this Human, (私は触りました。この人間に)

うん、真逆や。

英語を喋ろうとすると、どうしても日本語の文法で思考してしまう。

これが脳内混乱する原因なんですね。

 

 

欧米圏の人は日本人より簡単に英語習得できる

よく、こんな言葉を耳にします。

欧米圏の人は母国語と英語を喋れるからすごい!

超大雑把にまとめると、彼らにしてみれば方言の他に標準語(英語)を覚えるような感覚ですよ。

こう言ったら怒られそうw

ともかく、例えばフランス語やスペイン語は文法が英語に非常に近いです。

理由はヨーロッパの言語のほとんどはラテン語派生の言語だから。

同じ派生の語学なので、修得は全く類似性のない言語と比較してもそりゃ当然ハードルは低くなるわけです。

 

というわけで、日本語とは全く別の言語。

その日本人が英語の習得が難しいってなるのはある程度仕方のない事なんです。

元々の文法も文字も類似性がないんですから。

 

日本語の語彙力が英語学習を妨げている

日本語って表現力豊かですよね。

髪の毛がサラサラ~とか、

花ビラがビラ・・・じゃなくてヒラヒラ~とか。

ごめんなさい。すみません。申し訳ございません。お詫び申し上げます・・・。

 

同義の表現で何個あるんだよ!!!

 

これらの表現豊かな語彙力が日本語のとても素晴らしいところです。

である一方、日本語の表現の豊かさが英語習得の障壁となり、妨げています。

例えば、

■例文
日本語: あらら、もうお時間になってしまいました。私はお仕事にゐかねばなりませぬ。さらば、また逢う日まで・・・

英語 : OH! It's time!! I have to go to Work!! See you next time!!

日本語の表現豊かな文章も、英語にすると非常にシンプルに表現になります。

 

「日本語脳」の状態だと、

どんな表現をすれば適切なんだろう?

といった状態になり、迷いが生まれます。。

本当はとても簡潔でシンプルに言えば良いだけなのに。

その結果、

なんて表現すれば良いかわからない!

といった具体で英語習得に苦手意識を持ってしまうわけです。

英語だけの表現で補えない部分の多くはボディランゲージとして身体で表現するのも海外の人とコミュニケーションを取る際の特徴です。

 

・・・サラサラってどうやって身体で表現するんだろう。

 

 

 

最初に語学を学ぶなら中国語がおすすめ!

言語の修得はとても難しそう。だけど何か語学の学習に挑戦したい!

特に英語に大きなこだわりがなく、語学を習得したいと言う場合、私は中国語の学習を強くオススメしています。

ちなみに台湾式の中国語がベストです。※発音がめっちゃキレイだから。

理由は文字や文章の習得が非常に楽だからです!

中国語って漢字が羅列されていて難しいってイメージがあるかもしれません。

しかし、そんなことないないんです。

一つの漢字に多くの情報が込められているので、書く文字の量はそんなに多くなりません。

■例文
日本語: あなたの家に行きたい!
中国語: 我想去你家!

日本語: お前の家にはどのくらいキャッシュがあるんだ?
中国語: 在你家有多少錢?

大体のニュアンスで伝わるのがおわかりでしょうか?

漢字は元々中国大陸から朝鮮半島を経由して日本に伝わってきた歴史があります。

なので、普段の日本語で利用する漢字の意味がそのまま中国語とイコールとなる意味がかなり多いです。

■例文
日本語:あなたは馬鹿ですか?
英語 :Are You Fool ?
中国語:你是白痴嗎?

疑問文も「嗎?」と付け加えるだけで疑問文になるので、英語に比べ混乱することはなく覚えやすいです。

文法も日本語と英語の中間のようなイメージなので、英語と比較しても非常に学習し易い言語です。

そして中国語は仕事面でも日本国内での需要は非常に高いです。

伊藤忠商事とか中国語人材を常に探していますよね〜。

修得して損のない言語です!

 

 

 

語学学習の心構え!

これは中国語だけに限ったことだけではありません。

私は「語学が使える」とは「不自由なくコミュニケーションが取れる」と定義します。

なので、「文法が完璧」とか「発音が完璧」とかそんなことは二の次。

ぶっちゃけどうでも良いです。まじ。

いやね、将来は語学で仕事で利用したい!とか良く聞きますけど、目指す職業に求められる語学のレベル次第で習得するレベルが変わってくるんです。

飲食店の店員と裁判所で討論する弁護士で求められる言語のレベルって違うでしょ?

それは海外に限らず日本も同じで、日本語でさえ状況や環境に応じた語学学習が必要なわけです。

新社会人がビジネスマナーで日本語を矯正させられるのが最もな例。

また、母国語外の人がその言語を喋る時って外国人補正が掛かります。

例えば、欧米圏の方が多少間違った日本語話したところで気にもとめないでしょ?

むしろ逆に

わぁ~!日本語とてもお上手~!すごいね~!

って反応になりません?

オーランドブルームみたいなどちゃくそなイケメンや、ボンキュッボンの峰不二子みたいな外国人が、

「コンニチワ、ワタシはジャパニーズ酒が大好きです。生一つ!」

※イメージ写真w

 

めっちゃ日本語上手いやん!!

ってなりますよね。

めっちゃ盛り上がりますやん。

これと同じで、日本人が多少間違った語学を話したところで海外の人なんで気にも留めません。

むしろ一生懸命話す姿、最高やで!となるわけだ。

 

知人のブラジル人が話す英語なんか酷いもんですよ。文法なんかめちゃくちゃ。

だけど、会話の雰囲気や流れで何を話しているか理解するのに全く問題ないです。

意思疎通ができる。これでOKなんです。

喋ること!コミュニケーションを取る姿勢!

語学学習にはこれが一番大切なんです。

 

 

 

 

我流!語学の学習方法!

私が語学学習の際に何を意識して取り組んでいたかをお話したいと思います。

語学学習で意識することは「一生懸命勉強する!」ことよりも「習慣化」することを意識しましょう。

時間を決めてきっちり勉強するとなると、体力的にも精神的にも疲弊してしまいます。特に社会人は。

自然な流れ、習慣化する事で語学を身に付ける事が一番無理なく継続して語学学習する秘訣なのです。

やりたくもないのに学生みたい毎日勉強するのは私には無理です。w

そんでもってその語学学習の習慣化は4つの要素に分解できます。

聴力(Hearing) テレビやラジオ放送を意味不明でもひたすら聴く
読解力(Reading) 雑誌とかニュースを1~2行だの意味を理解する
執筆力(Writing) チャット等でやり取りする
会話力(Speaking) 実際に話す

私上記の方法で語学の学習を実施していました。※特に英語

もう少し具体的に言うとこんな感じ。

 

ヒアリング

Tuneln Radio等のラジオアプリで耳を慣らすことを習慣化しました。

通勤・通学等のスキマ時間で実施できちゃいます。

また、ネットで現地のテレビ番組や動画を見る。

中国語の場合は番組に字幕が必ず付いているので学習時はめっちゃ便利です。笑

 

リーティング

同じようにスキマ時間でニュースアプリ等を利用して興味の有る記事をピックアップ。

内容は全文を理解しようとはせず、気になった記事の1~2行を解読する。

ニュース記事でわからない単語や気になった単語は都度調べる癖を付けましょう。

今ではスマホがとても便利になって手軽にアルクやGoogle翻訳で簡単に単語を調べることができます。

解読することなんてとても簡単です!

これだけで良し!

 

 

ライティング

こればかりは単語を覚えないといけません。

初期の段階では日常で常に使うような常用語は文例集を買ってそのまま覚えましょう。

丸々覚えるんです。

日本も海外も、普段日常で使うような会話って大きく大差ありません。

覚えた単語をインプットしたら今度はアウトプットです。

FacebookやInstagramで海外の投稿にコメントをしたり、友人を作ってチャットで直接やり取りをするようにしましょう。

ハマればめっちゃコミュニケーションが楽しくなります。

こうやって習慣化するだけで語学がとても身近になります。

続けることで語学対するアレルギーや苦手意識も段違いに低くなります。

 

スピーキング

語学学習の最大の障壁がスピーキングですね。

語学は話さなければ、使わなければ覚えないです。

語学を使うこと!が大切です。

こればかりは会話をして覚えるしかないです。

一番は共通の趣味を語り合える友人を作る事がおすすめです。

私の場合、お酒を飲むので国内外問わずBAR等で知り合った人と話すことでスピーキング練習の機会を設けました。

 

 

いくら勉強してもコミュニケーションを取れなければ意味がない

TOICEで990点取っていようが、どんだけ勉強していようが、実際の実践で使えないと意味がないんです。

TOICE600点とか800点持ってるのに全くコミュニケーション取れない友人をどれ程見てきたことか・・・。

強制的に語学を使う環境にいれば、これまで紹介した学習法は実践しなくても語学は修得できてしまいます。

だって使わなければ生活できないから。

語学留学できるのであれば最短で語学を修得できる最善の方法です。

今では0円で留学できる0円留学なんて仕組みもできていますので、留学に対するハードルは昔と比べても非常に下がっています。

留学をするか迷っていたり、留学が許される状況で有れば、迷わず留学することをおすすめします!

語学修得のための時間短縮になるだけではなく、世界が広がって人生が充実することは間違いありませんから!

 

 

 

番外編 ルー言葉で喋る

皆さん、ルー大柴さんはご存知でしょうか。

そう。日本語にちょいちょい英単語を挟んで笑いと取る人です。

馬鹿もホリデー、ホリデー セイ!

とか。w

これ実は語学学習では馬鹿にできない勉強法なんですよ。

日常の会話に英単語を混ぜる事で習慣化すれば実際の会話でもスムーズに出てくる様になるんです。

実際に日本語は日頃からカタカナ表記で英語を使っているんで、この方法は特に英語学習で最適です。

端から見ると痛い子として認知されてしまう危険性はありますが・・・。

 

最後に

私なりの語学修得のコツをお話してまいりました。

とは言え、仕事で実践レベルの中国語を利用できているのは実際に上記の方法である程度、中国語を習慣化した上で、台湾に一年間留学してみっちり勉強したからです。

英語はコミュニケーションに問題ありませんが、実際の商談やディスカッションできるレベルまに持っていくとなると上記の方法だけではなかなか身に付きません。

しっかりとした学習の時間も必要となります。

一番大切なことは語学の習慣化。

その次のステップがきっちりした勉強です!

 

まずは習慣化から始めてみましょう!

 

いや〜、今回の内容はサクッと書くつもりだったのですが、気付いたら6000文字を超える長文になってしまいました。

最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。

それではまた次回!

  • B!