GWの真っ只中、ロドニーです。
GW初日、凝り固まった脳を開放する為に六本木の森美術館で開催されている
N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅
に行って参りました。
え?お前そんなの行くキャラなのかって?
・・・ごめんなさい、マーベル(MARVEL)展がメインの目的でしたww
しかし!!
同一チケットでハルシャ展も観覧できるとの事。
せっかくなので合わせて観て参りました。
で、N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅を観た結論。
これ、僕の素直な感想です。
マーベル展より長く観覧していました。w
正直、芸術に興味の無い人には
となってしまうかも知れない記事です。
私は昔から一枚の絵を見てあーだこーだ考察するのが結構好きなんです。
絵心があったら芸術の道に進むこともあったかも。※致命的に絵心が無い。
こんな感じ。
オリエ○タルランドさんに怒られるかな。
ハルシャの作品を見て感じたこと
ハルシャの初期の作品は心理的な抽象性の強い作品が多く、
現在の作品は時世・個性・宇宙を絡み合わせた具体的で主張性の強い作品が多い印象です。
非常に多くの作品が展示されていたのですが、一つだけ私の感想を書いていきたいなと重います。
下の作品をご覧下さい。
ミールスと呼ばれるインドの料理がキレイに配膳されいる食前の光景。
もう一方がこのミールスを食べ散らかした後、片付ける手前の光景です。
ミールスとはお皿の代わりにバナナの葉を使用し、主食と多数のおかずを並べたインド版の定食です。
作品のポイント
食事の内容自体は同じ
一つ一つのミールスが全部微妙に違い、個性がある。
食前はそれぞれの位置に配膳されているが、食後は一つに集まる
一つ一つを覗き込んでみると、食べ方、食べる順番、残すモノ。それぞれに個性があるのです。
展示されている作品を観て、ハルシャが全体を通して伝えたいこととは、
人々は皆同じ様に食べ、同じように過ごし、同じように生きる。
大きい流れにはそれぞれの個性がある
しかし個性は結局のところ大きな流れの一つでしかない。
こうなのではないかなと私は感じました。
それぞれの歩む道は違えど向かう先は同じであり、それは一つに交わる。
そしてそれは繰り返されて行く。
そんな風に、老いて行く感性を必死に研ぎ澄ましながら考察してみました。
皆さんはどのように感じていますか?
直接ご覧になって感じてみて欲しいです。
私が一番印象に残っているのは人形の写真の上にネックレスを描いた作品でした。
実物は展示会場でご覧下さい。笑
まとめ
ハルシャの作品を見れたことも良かったですが、
私がこの記事を通して伝えたかった事、それは・・・
たまには普段使ってない脳を使おうよ!!です。
私が年齢を重ねることで恐れているのは身体よりも感性の老化なんです。
- 深く思考する
- 想像力を膨らませる
- 感性を養う
って言うのでしょうか。
とっても大切だと思うんですよね。
芸術嫌いなら読書でも良いですし、音楽でも良いですし。
これなら深く考え(想像)られる!!ってやつで良いと思います。
自分だけの感性運動を見つけてみましょう!
結局、芸術もビジネスも同じ「創作活動」なんですから。
年を重ねることで得られる経験は大切な宝物ですが、
柔軟な感性はいつまでたっても持ち合わせていたいですね。
それではまた!