どうも、ロドニーです。
普段、自宅にいる時は基本的にAbemaTVを流しています。
AbemaTVはアニメチャンネルが充実しており、アニメ好きな私にはピッタリのTV局です。
特にガンダム系の放送が多いのも魅力w
基本的にはアニメ番組を流しっぱなしにして見しているのですが、たまたまエゴサーチTVを放送していたので、思わず見入ってしまいました。
エゴサーチTVとは、キングコングの西野さんがゲストを招いて根掘り葉掘り聞くトーク番組なのですが、西野さんのビジネス視点から繰り出される質問がまた面白い。
で、たまたまゲストだったのが城咲仁さん。
城咲仁さんと言えば、新宿歌舞伎町のホストクラブ「クラブ愛」において5年間No.1を務めた元カリスマホストで有名です。
番組の内容について
こちらのリンクから番組の概要を見ることができます。
「女性はほぼ口説き落とせていた」元NO.1ホスト・城咲仁の驚愕テクニック
タイトルだけ見ると元チャラ男の武勇伝についてのトークかと思いますが・・・
全然そんなことなかった。
むしろ一人のビジネスマンとして見習うべき場所が非常に多く、深く感銘を受けた番組内容だったたわけです・・・。
番組の流れとしては、女性を口説くテクニックにはもちろん言及していますが、ホスト時代の栄光からドン底への転落、そこからの再起から今に至るまでをぶっちゃけての話を聞けます。
感銘を受けたエピソードをピックアップしてお話します。
全容が気になったら番組を見てくださいまし。
刺激必至!城咲仁さんのビジネスセンス
と、私が思ったのは番組の終盤あたり。
城咲仁さんのビジネスに対する姿勢と行動に感化されてしまいました・・・
終盤のトークを要約しますが、趣味を通じたご縁から某老舗レストランの統括マネージャーとして採スカウトを持ちかけられました。
そのミッションは経営体質の改善。
私も現職で経験済み&現在進行形なのですが、既存組織の改革って生半可なものじゃないわけなんですよ・・・
アルバイトからの勤務。その狙いは?
レストランからのオファーに対して、城咲さんはアルバイトからやることを志願。
もちろん給与もアルバイトと同賃金での条件。
なぜココまでする必要があるのか?
その理由は2つ。
現状を把握するには全てのプロセスを理解する必要がある
末端の業務から全ての業務をまず身を持って体験しないと問題の本質を見落とす
こう考えたわけです。
とは良く言いますが、マネージャーでのスカウトを貰いながら、いざ実行するとなると簡単なことではありません。
だって普通の人はプライドが邪魔をするから。
まず、その行動力に脱帽です。
それだけでありません。
他所からやってきた新参者は、既に長年勤務している従業員との軋轢が生まれやすいと言う事も理解しており、アルバイト開始から二週間は徹底的に現場のやり方に対して口を閉ざします。
疑問や不満な点があったとしても全て押し殺しててです。
逆の立場で考えるをわかりますよね?
例えば、私は5年勤務していてベテラン。明日から新人の上司が来るのでその人の言うことに従う。
と言われたら、頭ではわかっていても気持ちの良いものではありませんよね。
城咲さんの場合は、現場(既存組織)との関係性を構築して(足場を固めて)から、問題(課題)の解決に取り組む。
と言う風にしっかりステップを踏んで改革を進めています。
何を感じたかというとですね・・・
人心掌握術がめちゃめちゃすごい
経営体質の改善には内部分析を徹底的行うのが鉄則ですが、ここまでスマートに前工程をこなせるなんて素晴らしいとしかコメントのしようがありませんわ・・・。
コストに対する視点も素晴らしい!
コスト削減のエピソードもおもしろかったです。
イベント時に振る舞われるドリンクに原価率の高いワインから原価率の低いカクテルに切り替えて収益性を改善。
城咲さんご自身はカクテルに対しての知識が豊富で、ワインの代替となるカクテルには力を入れて顧客体験を損なわない様に配慮。
さらには毎回のクリーニングコストが高いことにも注目。
詳細を調べてみると、アヒージョ等の油物を頻繁に提供するのに、クリーニングコストの高い布のテーブルシーツを何の疑問もなく使い続けている事が発覚。
テーブルシーツの素材を変更してクリーニングコストの削減を実現します。
それと反対で印象的だったのはコストアップの話。
実はそのレストランではお客様が膝に置くナプキンは紙素材のナプキンがずっと利用されていました。
この点に対しては城咲さんは布ナプキンへの切替を行います。
と、一瞬思いましたが、切替の理由としてはナプキンはお客様を守る物だから紙ではなくしっかりと布素材のナプキンを利用するべきとの考えで行ったと話します。
何を感じたかというとですね・・・
顧客視点がめちゃめちゃすごい
経営体質の改善のミッションで内部(コスト削減)と外部(収益向上)の両方の視点で改善の取り組みを実施していますが、そのベースには
これを常に問いかけているのが容易に想像できます。
素晴らしいサービスを提供するため、徹底的に顧客視点を追求しているスタンスなんですよね。
いや、女だったら城咲さんのお店に通い詰めているな。w
ちなみに以前に書いた記事でも顧客視点は大切だと同じこと言っております。w
水はタダじゃねぇ。最強だ。
もう一点。レストランで提供される水の話。
接点がないお客様とのコミュニケーションを増やす手段(ツール)として水は接客する上で最強の武器になるというポイントが今までにない視点でめっちゃ斬新でした。
その目的としては、お客様に私を見ていてくれてると意識させる事。
それを観察している従業員はベストなタイミングでお水を提供する事で、
と、無意識に自覚するわけです。
その意識に到達したらかなりの確率で追加のオーダーを貰えるorリピーターになる要素が固まる。
自分でも思いますが、気遣いが自然で素敵なお店はまた行こうと思うし、周りに教えたくなるもんです。
と思うかもしれませんが、普通のレストランでも見習うべき点やすぐに実践できる点が盛沢山。
大きな投資をせずお店のクオリティを上げられるわけなんですから。
今までの
固定概念を新たな強みに変換させる発想
で、
コストを掛けずに顧客体験を向上させる
と言う結果を生み出したわけです。
女の子を口説き落とす方法
もちろん、カリスマホストとしての女の子を落とす方法も伝授してくれます。w
要約すると以下の3つだ!
露出が多いなら脱がすな!逆に着せろ!
最初は夜に誘うな!一回ランチを挟め!
タクシー代は運転手に渡せ!護衛料だ!
内容の詳細は割愛しますが、
要はみんな本能に馬鹿正直になってはダメ!と言う事で、
本当に落としたい女の子がいるのなら、そこには戦略を噛ませないとダメだというのが城咲様の教えなのです。笑
自分がすぐに思いつくことって誰もが思いつくんですから。
思い付く事よりも、考え付く事の方が素敵だと感じてもらえる事が多いと言うことなんですね。
そこには手間暇をかけないとないとダメなんですね。
イメージとのギャップ戦略は相当強いともアドバイスしていましたね。
マイナスからのスタート後は加点するのみ。そのギャップは女性にとっては大きいと。
長くなったからこれくらいにしとこう。w
最後に
いやー。なんか勝手に盛り上がってツラツラと書いてしまいました。w
結局はどの分野でも基本は一緒で、
顧客視点だ!
と改めて認識させられた時間でした。
エゴサーチTV、面白いですよ。
MCの西野さんのビジネス視点での質問が秀逸で鋭い。好き嫌いは別として素直に面白い。
これは20〜30代のビジネスマンが見てもめちゃくちゃ面白い番組内容ですよ。
すごいよエゴサーチTV・・・すごいよAbemaTV・・・こんな番組を無料で見れてしまうなんて。
民法の番組がまじでクソなのがAbemaTVを習慣的に見るようになればよーく理解できますわ。
そう言えば、
久しぶりに読書熱が蘇ってきたのでこれを買って読み進めています。
おもろい。
皆様も是非!
それではまた!