こんにちは!ロドニーでございます。
ブログでも何度かお話ししておりますが、私は中国語ができます。
しかしここはジャパン。
MACもWindows共にですが、新しく購入したパソコンはデフォで中国語入力ができるはずもなく、買い替える度に中国語入力できるように設定しています。
私は台湾出身なので、中国語の漢字は繁体字を利用しますが、注音(ボポモフォ:日本語で言うあいうえお)入力のみで、ピンイン(英文)入力ができません。
本日は中国語の雑学と中国語の繁体字のピンイン入力設定方法についてのお話。
中国語の繁体字と簡体字について
皆様、中国語には漢字の書体が三種類存在しているのはご存知でしょうか。
例えば、亀と言う漢字を例に上げましょう。
日本 ➞ 亀
中国 ➞ 龟
台湾 ➞ 龜
全然違う字に見えますよね?笑
中国語で利用される漢字は二種類に分類されます。
繁体字
由緒ある漢字書体です。
現在でも台湾や香港、マカオの教育では繁体字が教えられます。
また、繁体字を利用して仕上がる中文は非常に美しい見栄えになるので、簡体字が利用できたとしても繁体字の方を好んで用いる人が多いです。
日本で利用される漢字は主に多くは繁体字が利用されています。
あまりにも画数が多い漢字は一部簡略された漢字が利用されています。
それが上記の亀の例です。
簡体字
人口が爆発的に増加した中国で書く際の効率向上や漢字教育の負担を軽減するために用いられるようになった書体です。
現在では中国やシンガポールで簡体字が主に用いられます。
繁体字と簡体字を見分けられるメリット
簡体字教育で育った場合、人によっては繁体字は読めないと言うケースが多いです。
不思議なことに繁体字を利用する人で簡体字が読めないと言う人は見たことはありませんね。
日本人が中国語を学習する際も、繁体字の方が日本で利用している漢字とほとんどが共通しているので、簡体字よりも学習が容易です。
個人的にも繁体字の方が見栄えがカッコいいと思います。
簡体字は安っぽいと言うか・・・
迫力がないというか・・・
例文を出してみましょう。
簡体字:这样吧,咱们先问问服务员小姐,然后点这个店旳招牌菜。
繁体字:這樣吧,咱們先問問服務員小姐,然後點這個店旳招牌菜。
訳:こうしましょう。先にウェイトレスさんに伺ってからこの店のおすすめを注文します。
詐欺サイト・詐欺商品の見極めにも活用できる!
一番の理想は同時に学習して繁体字も簡体字も使い分けられる様になる事です。
たまに見かける日本製を謳った怪しい製品や、怪しいWebサイトで漢字表記が簡体字の場合がありますよね。
Amazonの商品とか商品レビューとか、Yahooオークションとかww
そんな場合、大体は簡体字が表記されています。
台湾料理と謳ってる飲食店でも看板とかメニューで簡体字表記されていたり。
なので、
と判断することが可能になります。w
作成した本人は間違っていない漢字だと思っているでしょうけど。
Windows10で中国語の繁体字のピンイン(ローマ字)入力の設定方法
さてさて、前置きが長くなりましたが本題の設定方法を説明して参ります。
デスクトップの右下のWindowsアイコンをクリックしてメニューを表示します。
メニューを開いたら更に右下の設定ボタンをクリックします。
時刻と言語をクリックします。
地域と言語をクリックします。
言語を追加するで使用する言語を追加します。
中文(繁體)をクリックしてから中文(台湾)を追加しましょう。
簡体字のままでも問題ないと言う場合は中文(簡体字)を追加して終了です。
または両方を追加してもOKです。
これで言語の追加設定は終了です。
注音(ポポモフォ)入力からピン音(英字)入力への設定変更
注音(ポポモフォ)入力ができるなら設定変更の必要はありません。
私の場合、注音(ポポモフォ)入力ができないのでピン音(英字)入力に変更する必要があります。
追加した言語からオプションをクリックしましょう。
詳細設定を開くをクリックします。
メニュータブのKeybordを選択して下さい。
StandardからHanYu Pinyinに変更します。
これで設定完了です。
簡体字と同様に繁体字でもピンイン入力ができるようになります。
言語の切替のショートカットキーと注意点
中国語への切り替えはShift+Altで切り替えられます。
中国語入力のまま英文切り替える場合はShiftで切り替えが可能です。
日本語キーボードの半角/全角や英数₍CapsLock₎では、英数字入力に切り替えることができませんので注意です。
まとめ
本日は中国語の雑学のお話をお届けしました。
漢字を見極めたり、話している発音を聞き分ける事で
と判断できるようになります。
声の大きさとか行動でもある程度判断できますが。w
繁体字は字も綺麗ですが、台湾人の話す中国語は発音も綺麗な美しい中国語です。
中国語に興味がある方は是非とも台湾圏での学習をおすすめします。
それでは下次見!(またね)